1:FXチャート分析の教科書

FXはギャンブルでも遊びでもなく、毎日の作業になります。作業としてはおもしろみがなく、はっきり言って「つまらない」ものです。毎日、チャートを見て、勝ちパターンが発生しているならエントリーする、しないの判断をする。現在、エントリー中の通貨ペアなら、継続するか、損切りして撤退するか、追加をいれるか、になります。
むしろ、面白くてわくわくする(アドレナリンがバクバク出ているような状態)であると、FX投資では成功することはありません。それはギャンブルです。

自分が考えたように相場が動いて利食いができても、逆に動いて損切りになったとしても、結果を受け入れるだけです。
誰も上がるか下がるかはわかりません。どっちかというと上がりそう、という感じです。

この本を「解説」するようなまねはできません。書いてあるとおり、とはいえ自分なりに実践してみての感想もいれながら書いていきます。また、実際の取引については、LION FXの設定のほうに書いてあるのでそちらを参照されてください。

amazonの書評に、「たったこんなものか」というのがありました。そうです。こんなもの、と言われれば、そのとおり。
どんな期待をされていたのかわかりませんが、覚えられないような基準や複数のツールを使って判断していくことなんでしょうか。それで素人が短時間で利益を出せるか。
ボリンジャーバンドというたった一つの指標で勝ちパターンが出たらエントリーし、何回かに分けて利益確定する。残念ながら反対に動いたらさっと損切りして傷は浅くする。そういうことの連続です。


ちなみに、鹿子木さんは月額セミナーや有料動画を作成されていますが、勝パターンについては、まったく同じことをおっしゃっています。追加情報なし。この本での出し惜しみなし、です。
では有料コンテンツが無意味かというとそんなことはなく、成功までの時間短縮には大いに役に立ちます。
また、毎日の動画配信では相場状況を説明されていますが、『勝ちパターンがくずれたので損切りですね』という説明されるので、そうなったら、とっととエグジットです。傷は浅く、です。