2-6:実践

1.エントリーの方法

LION FXの設定ができればデモ環境での実践です。ここから、LION FXを使ってのエントリーやエグジットの説明になります。まずは、勝ちパターン1の買いです。

勝ちパターン1はバンドウォークがあり、9本以上のローソク足がー1σ以下で発生してます。このあと、ようやくー1σを超えてきました。そこでいよいよエントリーします。

エントリーでやることは、以下のようになります。
①CL(センターライン)、1σ、2σ、-2σのレートを把握してください。
②CLで2Lot 1σで1Lot 2σで1Lot 合計4Lotが最小のエントリーになります。
③STOPはー2σになります。LIMITはCL 1σ 2σ です。
添付のチャートでは CLは135.4 1σは141.0 2σは146.8 -2σは125.9 となっています。


LIMITとして、CL・1σ・2σ STOPとしてー2σを設定します。入力については別のところで説明します。

このチャートは週足です。エントリーしていくと、しばらくの間、もやもやとした展開になります。エントリーした翌週は順調にCLに向かって上がっており、次週では利確かと予想します。ところが3週にわたり、陰線となり、このままー1σを切ると損切りになるなと覚悟します。
そのあと、ようやく反転し、CLを突き抜けています。

ただ、ここのCLは登録したCLより下にあります。この時の日足はこんな状況です。

月曜日から少しずつ上昇しています。ただ、いつ下がり始めるかがわかりません。こういう時は、元のCLまで引き付けるより、手動(成行で)決済します。

茶色の線が手動で決済した線です。赤い線が新しいLIMITとSTOPになります。この例はエントリーした後に、順調に上がらなかったパターンです。勝ちパターンが崩れそうになったが、当初予定より減りはしたがきちんと利益を出した例です。実際はそのままにしておいても、当初の1σ、2σまで到達はしていますが、あくまで結果です。2σはヒゲでの到達であり、ローソク足本体ではありません。また、翌週より陰線となっています。

この例とは逆に、陽線が続くと移動平均線であるCLやBBも上向きになります。この場合でもCLにおいたLIMTはそのままにしておいて、しっかりとCLで利確します。STOPは上げますが、1σや2σはそのままにしておきます。

将来、LOT数が増えていけば、1σを元の1σと上にあげた設定もできるようになります。まずは、2LOT、1LOT、1LOTの4LOTできちんと成果を出せるようにしましょう。