1-5:重要な設定

デモでの練習は1年間やってみましょう。下のURLより、LION FXにアクセスして、必要なアプリをダウンロードしてから始まります。

https://hirose-fx.jp/landing/demo_lp/

メールアドレスは必要ですが、デモだけであれば氏名や住所は不要です。これから、1年間の練習が始まります。長いようですが、練習をしないで始めれば、絶対に自分の資金を失うことになります。誰も助けてはくれませんが、利益を上げても誰も文句はいいません。

1年間は長いようですが、いろいろ問題がでてきて、その反省を踏まえて、自分のトレード方法を見直し改善することになります。私の失敗としては、
①とにかく勝ちパターンがでたら全部にエントリーしてしまう。
最大では20くらいのエントリーしていました。そうなると、チャートが動いたのを把握できず、STOPの移動ができません。勝ちパターン1の買いでエントリーしていて、センターラインまで上がってきて、利益確定となりました。本来はここで、STOPをー2σからー1.5σ程度に上げておいて、センターラインから反転し下がったとしても、利益は出るようにしておきます。これをやらなくなったので、センターラインからの反転でー2σまで下がってSTOPで終わってしまい、利益がでるトレードがマイナスとなってしまいました。
自分がグリップできるトレード数で抑えることが重要です。
②LOT数を増やすと損切りに躊躇
最小LOTでやると、損切りするとなっても3千円前後になります。デモであっても損切はいやですが、この額であればさっくりと損切りできるようになります。
しばらくデモを続けているとLOT数を増やしていくと損切りが数万円になってきます。こうなると、ついつい損切りを遅らせてしまうようになってしまいました。
勝パターン1の買いでエントリーすると,STOPはー2σに置いておきます。そろそろ上がってきて、センターライン付近まできたあとに下落をしていくと、ー1σを終値で下回るとそこで損切となります。3千円の損失なら、そこで損切できますが、3万円となると「まあ、そのうち反転するだろう。ー2σにSTOPを置いてるのでそこまで待つか」と、やっているうちにー2σでSTOPで約定して損が大きくなってしまっています。3千円の損切りができても3万円の損切りができなくっていました。これはなんども損切りを経験することでしか、うまくいきません。

教科書の8章では、『1年間のデモトレード』が推奨されています。デモは1カ月しか認めない・延長なし、という業者もあります。その業者が多い中で、LION FXはまず3カ月でき、再度の延長もできます。IDは再発行されるので、3カ月ごとの仕切り直しといったほうがいいです。

使用にあたっての設定は、以降のページになりますが、一番最初に考えないといけない項目があります。それは『証拠金』です。LION FXの初期設定では『300万円』になっています。
1年間の練習後、本番を始めるにあたって、300万円が用意できるのであれば、そのままでいいです。300万円が用意できないのであれば、いくら用意できるかを考えて、その金額を設定してください。

デモ練習を始めた最初は、いろいろなミスをします。売りと買いを間違える。通貨ペアを間違える。(気合をいれた通貨ペアが損を出していて、エントリーした覚えのない通貨ペアで利益が出ている、というのは初心者あるあるでしょう)
証拠金がどんどん減っていくし、そのうちロスカットがでることもあるかもしれません。

うまくいくわけがない、と考えての練習です。その際に重要なのは、デモだから攻めていこうとか大胆にやってみたい、ではいことです。本番になって、自分の資金でもそのようなトレードをしますか?ということです。

デモ練習で必要なのは、以下のようなことと考えています。
①毎日、勝ちパターンを見つけるために市況を見る。慣れないうちは時間がかかりますが、慣れれば時間をどんどん短縮していく。1つの通ペアのチャートを見て、5秒で判断できるようになってください。
勝ちパターン1では9本のバンドウォークが必要だけど、1本少ない8本しかない。
こういう時には、これは勝ちパターンから外れているからダメ、次の通貨ペアを見ようとパッと判断できるようにならないといけません。
「8本しかないか、どうしようか、以前のチャートを見てみようか・・・」とかなると、時間はかかるは、勝ちパターンを外れたエントリーをすることにもなりかねません。
時間をかければいいものではないことをご理解いただきたいです。
②勝ちパターンがでてもすべてでエントリーしない。ここは練習し、失敗しながら覚えるところです。
たとえば、チャートが大荒れになっている場合にでてくる勝ちパターンでは利益はがっつりとれそうな感じします。買いではいれば、すぐにでもチャートが爆上がりになり、利益が出そうと夢想します。
ところが、実際にはあっという間に値下がりして損切りになることがよくあります。なんかこれはよくないな、と思えるようになります。自制できるようになりましょう。