通貨ペアについて、書いていきます。
鹿子木式では、主要な通貨を対象としてます。円・ドル・ユーロ・英ポンド・スイスフラン・カナダドル・豪ドル・NZドルの8種類です。これらの全ての通貨ペアは28種類となります。その28種類は クロス円 7種類 ドルストレート 6種類 ユーロクロス 5種類 その他 10種類 となっています。
私は月曜日から金曜日勤務の会社員です。朝、7時20分には家を出て、19時くらいに戻ってきます。そのため、午後9時に、30分かけてチャートを見ていました。LION FXの設定ができあがり、慣れてくれば10分もあれば、一通り見ることができるようになります。
ただ、終値が確定していないので、勝ちパターンになりそうな通貨ペアを見つけると、LIMITやSTOPを考え、一覧表に入力します。翌朝に終値を再確認し、条件通りであれば、エントリーします。
チャートを見ていると、先行する通貨ペアと遅行する通貨ペアがでてきます。
2023年1月でのクロス円の月足を見てみます。
まず、EUR/JPYの月足では2022年11月に勝ちパターン1が発生し、12月にはセンターラインまで到達しています。
USD/JPYは翌月の12月に勝ちパターン1が発生し、センターラインまで徐々に下がっています。
CHF/JPYは12月には、まだ勝パターン1が発生していません。2023年1月に発生しそうです。
このように、同じ円相場であっても、同時に円高になるわけではありません。先行する・遅行する 通貨ペアがでています。
考えないといけないのは、つぎのようなものです。
毎日の通貨ペアのチェック作業で、1番最初に、ドル円から見ていきます。
この時、例えば円高になっていた場合、
①ドルが安くなってるのか、円が高くなっているのかを考える。当然、ドル円だけを見てもわかりません。まず、クロス円で、他通貨との状況をみえていきます。クロス円で円高になっている通貨ペア、逆に円安になっている通貨ペアを見ていきます。
②次にドルストレートで状況を見ていきます。次にユーロクロスで状況を見ていきます。
③この3つで大体の動きを見ていき、その他通貨で全体を見ていきます。
こうやって、強くなっている通貨や弱くなっている通貨を見つけていきます。
すべての通貨に対して強くなる/弱くなるというのはあまりありませんが、だいたいの方向が理解できれば十分です。
「今の、ドルは弱くなっている感じかあ」です。この上で、チャートに勝ちパターンがでてくれば、エントリーしやすくなりますし、勝率も上がってきます。
見るときは 日足と週足 を交互に見ながら、判断していきます。
この図は2022年月からのCAD/JPYの日足です。11月10日から下げトレンドですが、毎日、陰線が出てるわけではありません。半分くらいは陽線が出ていますが、ー2σからー1σに向かって下げています。センターラインをやっと超えたあたりで大きな陰線で元の下げトレンドに戻っています。
これを週足で見ると以下のようになります。時々弱い陽線がでていますが、全体のトレンドは明確です。最近の11周で陽線になっているのが2週、かろうじて陽線が2週、あとはしっかり陰線です。日足と週足を見ながら、方向を確認していきます。