1-4:勝ちパターン2

勝ちパターン1が行き過ぎたトレンドの反発を狙うものですが、勝ちパターン2はトレンドの初動をとらえるものになります。初めて読んだときは、そんなことできるのかなと、疑問に思えました。しかも勝ちパターン1に比べて指標が少ない。
最初は恐る恐るでした。今回は買いのパターンです、

私の考えでは、勝ちパターン2では、「後から見れば、もっと利益が得られただろうに、もったいなかった」と思う戦略です。トレンドがいつまで続くのかわかりません。利確も1回目、2回目ととれて、3回目を残すだけ。
パッと勝ちパターン1に切り替わればいいですが、2σのバンドウォークが続いていているうちに、陰線がボツボツ出始める。
まあ、3回目はこのあたりで十分と思って利確すると、まだまだトレンドは続きました、となります。それでも十分と思うのが勝ちパターン2になります。

①抵抗ライン(レンジの上限)を突破すること
②センターラインと2σがともに上向きになること
この2つです。

レンジとなにかですが、線を引いてみてなんとなくおそまっているか。線はローソク足の本体でもヒゲでもいいですが、どちらかに決める必要があります。私は本体で線引きしてます。
この場合は上限に向かって3回、挑戦して失敗し、4回目で上抜けしてトレンドとなりしまた。

教科書では、ストップはー1σ、リミットはその3倍程度、上に置くと書かれています。後から見ると、その3倍上というのは、普通に取れそうに見えます。ただ、エントリーした当初ではエントリーの右側がありません。

トレンドこう見ると、3倍上というのはそこそこに高い位置にあります。こんな高いとこまで上がるのかわかりません。そこで
1回目の利確はトレンドが明確に動き始めた時
2回目の利確はトレンドが加速した時
3回目の利確はトレンドが終了した時
と、教科書には書いてあります。とはいえ、その状況がよくわからないので、リミットまでの1/3に1回目、2/3で2回目の利確ポイントを置いてます。3回目はリミットに到達する前にもうここでいいか、と成り行きで確定させることが多いです。ストップはまめに上に移動させてます。

勝パターン2で入る際に、リミット位置は前回高値がどうだったかを見るようにしています。

この例だと、前回や前々回の高値よりリミットが下なので、このパターンならエントリーです。反対に、前回高値よりリミットがさらに上だと、見送してます。